免疫力が高い人の3つの習慣を取り入れる ~風邪予防は毎日の行動から生まれる~

免疫力を高める対策をしよう

新型コロナウイルス感染症における日本国内の感染者報告が日々上がってきています。

2020年1月25日時点では新型コロナウイルス感染症の患者が周りの人にウィルスを感染させる可能性がある人数は最大2~3人と言われています。

新型コロナウイルス感染症はインフルエンザ患者の周りを感染させる感染力である最大人数の4人よりは少ない状況ではありますが、不確定な要素が多いために最大限の警戒が必要です。

この状況下で私たち一人ひとりが出来ることはいかに感染リスクから回避出来るかだと言えます。

アルコール消毒が有効であるために手や持ち物の消毒はもちろんのこと、マスクの着用や繁華街などの人出が多いところへは行かないようにすることも必要です。

しかしインフルエンザと同様にリスクがあるということだけでは会社を休むわけにもいきませんし、サービス業の人を中心に人に会わずに仕事をすることが難しい人もたくさんいると思います。

自分で出来る予防対策として免疫力が高い人の3つの習慣
1.体内時計をリセットする
2.体を温めて血行を良くする
3.自律神経を整える

を取り入れてウィルスや細菌に負けない免疫力が高い体を作っていきましょう。
 

免疫力の作用

予防と免疫力upで対策をする

免疫力は免疫細胞の働きによって維持されています。
免疫細胞はウィルスや細菌などから私たちの体を守るだけではなく、疲労や病気、ケガなどから回復をさせてストレスに強い体を作ってくれるのも免疫細胞が活発に働いている作用のおかげです。

免疫細胞は回復作用の他にも新陳代謝を活性化させて体の老化を防ぎ、肌荒れなどの予防もしてくれる私たちの体になくてはならない存在なのです。
 

免疫には「自然免疫」と「獲得免疫」がある

自然免疫

生まれた時から病気から守ってくれている

自然免疫とはウィルスや細菌などの病原菌が体内に入ってくると一番に駆けつけてやっつける免疫反応のことです。

自然免疫は「人や動物が生まれつき持っている免疫反応」ことからきていて、人間を含めたあらゆる動物に備わっている自分の体をウィルスや細菌などから守る大切な仕組みです。

免疫細胞の中でもマクロファージ、顆粒球、NK細胞といった細胞が該当します。
これらの細胞はウイルスや細菌などの敵を食べてやっつける、またはウィルスや細菌などに感染した細胞を破壊することで体を病気から守っているのです。
 

獲得免疫

体を守るために記憶中

獲得免疫は自然免疫の網の目をかいくぐって体内で増殖を始めたウィルスや細菌、がん細胞などのような病原体が発生した時に活躍する免疫です。

抗原(ウィルスや細菌などの体に入ってきた異物を指す)を認識して、各抗原に合った方法で攻撃したり、体を守ったりすることが出来る高度な免疫反応を指します。

獲得免疫は自然免疫とは異なり生まれつき備わっているものではなく、抗原ごとに適した免疫反応を学んで記憶します。
そのために後天的に獲得される免疫反応であることから自然免疫と分けて獲得免疫と呼ばれます。

獲得免疫は次回に同じ抗原に出会った時にはすぐに攻撃をしかけることが出来るようになる学習能力の性質があるために、この獲得免疫の仕組みを活用して病気を予防したり、治したりする目的でワクチンが生まれました。

予防接種は獲得免疫の作用によって生まれる抗体が持つ、インフルエンザなどの抗原を生体内から除去する働きを活用したものなのです。

この免疫反応ではT細胞やB細胞といったリンパ球が活躍します。
抗原に出会うとこれらのリンパ球が大量に増殖され、強い殺傷能力を示すのです。

免疫力が高い人を目指すためにはどちらの免疫も正常に働けるように日頃から行動する必要があるのです。
 

免疫力低下の要因

病気のリスクは近くにある

免疫力が低下する要因としてストレスが大きく関係しています。
他にも加齢、精神的または肉体的疲労、睡眠不足、不規則な生活、偏った食生活などで下がると言われています。


免疫細胞の働きが鈍くなることによって風邪をひかない人が風邪をひいたり、ケガの治りが遅くなったりと体の機能低下が顕著に出て来るようになります。

他にも
・小さなことでも必要以上に緊張する
・取り組んでいる仕事は一緒なのにいつもよりも疲れを感じる
・めまいを覚える回数が増えた
・暑くもないのに異常に汗をかく
・冷え性ではないのに強い冷えを感じる
・急に老け込んだように感じる

これらの体調の変化はストレスなどの要因によって免疫力の低下を自ら招いている結果なのかもしれないのです。

免疫力が高い人の生活習慣

免疫力が高い人がストレスを抱えていないかというとそのようなことはありません。
睡眠時間を削ることもあれば食生活が乱れることも多々あるでしょう。

だからこそ普段の生活習慣や休日にきちんと心と体のメンテナンスをする必要があります。
免疫力が高い人は自分の健康状態や体力のことを知っていて、必要な時に必要なケアをすることを大切にしています。

自分の生活習慣を振り返って免疫力を上げるためには何をするべきなのかを下記を参考に考えて実践してみましょう。

・ストレス発散
・規則正しい生活をする
・自律神経を整える
・体を温める
・バランスの良い食事をする
腸内環境を改善する
代謝を上げる
 

習慣1.体内時計をリセットする

朝起きて日光を浴びるのは大切なこと

朝起きて太陽の光を浴びることは体内時計をリセットするのにとても重要です。

日光を浴びると脳内物質のセロトニンというホルモン物質が増えて、体を目覚めさせる働きを促します。

セロトニンは心のバランスを整えたり、ストレスを低減させたりする働きがあるだけではなく、睡眠ホルモンであるメラトニンの材料になるので質の良い睡眠を取ることにも繋がり体をしっかりと休めることが出来ます。

生活習慣が乱れている人は朝起きて日光を浴びることから始めてみるのはいかがでしょうか。
 

習慣2.体を温めて血行を良くする

漢方で体を温めて不調を取り除こう

内臓を温めると血液やリンパの流れが促進されて免疫細胞が血管の末端まで巡るので、免疫力を上げることに繋がります。

血行が良くなると冷えやむくみも改善されると同時に老廃物も排出されやすくなり、肌荒れ改善や自律神経を整える作用もあります。
強い冷え性の人は漢方など自然由来のものも併用するといいでしょう。

また、温かい飲み物で体を温めると寝ている間に失われた水分も補給出来るので一層血液循環に効果的です。

白湯がおすすめですが、緑茶や紅茶に含まれるカテキンは殺菌作用が強いので寝ている間に体に取り込んでしまったウィルスや細菌などを体内から排出する作用を促します。

さらに免疫細胞の約70%は腸にあるので起床してからの水分摂取は腸を動かすので腸内環境が整い、高い免疫力を持つことに繋がります。
 

習慣3.自律神経を整える

免疫力が高い人を目指すために大きく影響を与えているのは自律神経を整えることです。

自律神経は私たちがコントロール出来るものではなく無意識下で体の機能を調整してくれています。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経は日中などの活動時に働き、副交感神経は夜などのリラックスしている時に働きます。

両方がバランスを取り状況にあわせて働くのが理想的ですが、どちらか一方に極端に偏ると心と体のバランスを崩してしまう原因になります。

具体的には免疫力が低下し過ぎてしまうとウィルスや細菌を退治出来なくなり、異常に免疫力が高い状態になると抗原に過剰に反応して花粉症などのアレルギーを引き起こしやすくなるなどの弊害が起きます。

忙しい現代人は仕事や人間関係による緊張やストレスに多くさらされているので交感神経が優位になりやすい傾向があります。

反対に休日は家の中でダラダラと過ごして副交感神経が優位になりやすくなります。

1日の中で自律神経のバランスを保たなければならないはずが、1日中交感神経または副交感神経が働き続けるというバランスを崩しやすい生活習慣を送ってしてしまっているのです。
 

食事で免疫力を高める

しっかり食べよう

食べ過ぎない、飲み過ぎない人の免疫力が高い理由は自律神経のバランスが取れているからで、よく食べる年配の人の免疫力が高い理由は免疫細胞が働くための熱量を生産しているからと言われています。

自律神経が乱れがちな生活の中で、自律神経を整えて免疫細胞が働くための熱量を生産するためにまず実践したいこととしてはバランスの良い食事を1日3食取ることです。

食べ物の消化活動は副交感神経の働きを促すので、食事で交感神経から副交感神経へスイッチを切り替えることはとても有効です。

ここで注意したいことは特に外食やファストフードなどで多い、塩分が強いものや揚げ物や脂肪分が多いものは交感神経を刺激してしまうので控える方が望ましいです。
コンビニのお弁当やお惣菜なども同様ですので意識しましょう。

ビタミン類、たんぱく質や炭水化物も当然大切ですが、マグネシウム、カルシウム、カリウムなどのミネラルが豊富な海藻、野菜、玄米を積極的に取り入れると副交感神経にスイッチがしっかりと切り替わります。

また、野菜や海藻に多い食物繊維は胃腸の働きを高めるので免疫力を高めるのに役立つのです。

まとめ

いつまでも健康でいられるように

免疫力が高い人は心と体のバランスを取る習慣をしていることがわかりました。

忙しい中で心のバランスも体の栄養バランスも崩れやすいということは誰にでもあることですが、心と体の声にきちんと耳を傾けてメンテナンスをしてあげれば心も体も必ず健康になり病気を防ぐことにも繋がります。

免疫力が高い人の3つの習慣
1.体内時計をリセットする
2.体を温めて血行を良くする
3.自律神経を整える


病気になった時に薬で治すことが必ずしも悪いことではありませんが、まずは自分の生活を見直して病気の予防をする・病気から早く回復出来るように意識を変えていきましょう。

あなたの人生を誰かが代わってくれるわけではないのですから、自分の生活が豊かになるように自分自身を大切にしてあげましょうね♪

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です