免疫力を高めてウィルスを撃退! ~インフルエンザも風邪も抵抗力があれば予防出来る~

みなさん、インフルエンザや風邪の予防はしていますか?

手洗い・うがい・マスク・アルコール消毒で対策をしているかと思いますが、体の免疫力を高めてあげることもとても大切です。

免疫力を高めてくれる食べ物を積極的に取り入れてウィルスや細菌にたいする抵抗力を上げて冬を乗り切りましょう!
 

免疫力を高めるメリット

免疫力とはウィルスや病原菌に対抗して体を守ろうとする力を指します。
免疫力が高まると病気になりにくくなり、免疫力が下がると様々な病気にかかりやすくなります。

免疫には「自然免疫」「獲得免疫」の2種類があり、この 2 つが機能することによって体を病気のリスクから守ってくれています。

冬は様々な種類のウイルスや菌等が活発になり、インフルエンザの流行などを引き起こします。
私たちの周りに蔓延するウィルスたちの脅威から免疫力が守ってくれるおかげで健康的な日々を過ごすことが出来るのです。

免疫力は 20 歳前後がピークでその後は少しずつ低下していきます。
また、最近では生活習慣の乱れやストレスなどによって免疫力が下がっている人も多い傾向があります。

免疫力が低下するとインフルエンザや風邪にかかりやすくなったり、アレルギー体質になってしまったりする可能性もあるのです。

免疫力を高めることによって特別な対策をしなくてもウィルスや細菌から体を病気から守れるようになります。
 

免疫力を上げる食べ物

食事から免疫力を高めるために必要な対策は腸内環境を整えることです。

食べ物にはウイルスや細菌等が付着している危険性があります。
そうした有害なものが体の中に侵入することを防ぐためにも腸には免疫力が備わっている必要があります。
免疫力の約70%は腸にあるといわれているほどです。

腸内環境を良好に保つことは免疫力の低下を防ぐ対策になるのです。
 

カボチャ

カボチャにはβ-カロテンが豊富に含まれています。
β-カロテンは体内でビタミンAに変化して粘膜などの細胞を強化して免疫力を高める作用があります。

またβ-カロテンには抗酸化作用もあり、老化やがん予防に効果があるといわれています。
カボチャはビタミンCやビタミンE、葉酸なども含まれており、食物繊維も豊富なので相乗効果により免疫力が高まります。

他の食べ物ではにんじん、ほうれん草、ピーマン、春菊、豆苗、小松菜などにも豊富に含まれています。
特に春菊には非常に多くβカロテンが含まれていて茹でるとその効果が高まり、ごま和えやごま油で炒めると吸収率が上がります。
 

タマネギ、長ネギ、にんにく

玉ねぎ、長ネギ、にんにくに多く含まれる硫化アリルは一部が体内でアリシンという成分に変化して免疫力を高めてくれる効果があります。
アリシンはビタミンB1、ビタミンB2の吸収率を上げる効果もあります。

特にビタミンB2は体の代謝を促進して細胞の活性化を促してくれ、疲労回復を早めて免疫力と抵抗力の低下を防いでくれます。

この中ではにんにくの抗酸化作用はとても優れていて、がん予防や免疫強化が期待出来ますので1日に1かけでも効果が見込めます。
 

バナナ

白血球の働きを高めて免疫力を高めます。

白血球は血液成分の一つで異物の侵入に対して体を守る働きをします。
ウィルスや細菌等の異物が体に入ってくると白血球数が増加して、ウィルスや細菌を細胞内に取り込み無害化してくれます。

バナナはビタミンC、カリウム、マグネシウムに食物繊維も豊富な栄養価も高い食べ物です。
腸内環境が整うことでがん予防に役立ちます。
 

緑茶・烏龍茶・ココア

抗酸化物質であるポリフェノールは活性酸素と結びついて体から取り除いて白血球の働きを高めます。

緑茶のカテキン
ココアのカカオポリフェノール
豆乳や味噌など大豆に含まれる大豆ポリフェノール
ブルーベリーのアントシアニン
コーヒーのコーヒーポリフェノール
のようにポリフェノールは身近な食べ物や飲み物に多く含まれています。

積極的に食事へ取り入れて免疫力を高めていきましょう。
 

パプリカ

ビタミンCも白血球の働きを強化して免疫力を高めます。
ビタミンCは加熱に弱いために生で食べられるパプリカはβカロテンなどの栄養も豊富で優良な食べ物です。

血液中の白血球やリンパ球はビタミンCを多く含んでいて体の中に細菌が入ってくると体を守るために戦います。
また、自らもウィルスや細菌に攻撃をすることで体を守ります。

免疫力を高めて抵抗力が高まればインフルエンザや風邪はひきにくくなるので、自然治癒力が強まるという意味でも十分に予防対策になります。

ビタミンCはストレス低減にも効果を発揮します。
ストレスは不安や緊張といった精神的なものだけではなく、騒音・過労・睡眠不足・寒さ・暑さも体にとってはストレスになり免疫力を弱めてしまう原因になります。

ストレスを感じた時に体はビタミンCの大量に消費しますので、体をストレスから守るためにもビタミンCを取ることで免疫力を下げない対策になるのです。

果物ではいちご、柑橘類、キウイ、柿、ザクロなどに豊富です。
ザクロにはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、葉酸、ビタミンC、カリウム、亜鉛などを豊富に含んでいて女性に必要な栄養素がたくさん詰まっています。

柿もビタミンCがとても豊富で、他にもβカロテン、カリウム、タンニンなど多くの栄養素を含み日本版のスーパーフードとも言われるほどです。
 

ヨーグルト

ヨーグルトは腸内の善玉菌を増やして免疫力を高めます。
腸内環境を改善することで免疫力が高まるので、便秘がちな人は善玉菌を増やすための食べ物を積極的に取るようにしましょう。

ヨーグルトの中に含まれている乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌には血圧上昇抑制やコレステロール値を下げる働きもあるので手軽に取り入れることが出来る食べ物ではないでしょうか。

他の食べ物では納豆、キムチ、味噌、チーズ、酢などの発酵食品も積極的に取り入れると良いでしょう。
 

免疫力を下げる行動

自ら体を傷つけている

免疫力を高める対策がある一方で免疫力を低くしてしまう行動もあります。

ストレスの多い生活をする
睡眠不足が続く
お酒やタバコの摂取量が多い
過剰なダイエットをする
体を冷やす食べ物、飲み物を摂取する


このような行動はインフルエンザや風邪を自ら招く行動になってしまいます。
当たり前のことですが健康を維持するためにもバランスの良い食事と規則正しい生活に勝るものはありません。
 

まとめ

水分補給もしっかりしよう

インフルエンザや風邪を招くウィルスや細菌からは逃れることが出来ません。

その中で食べ物でしっかりと栄養を摂ってしっかりと休養を取ることがインフルエンザや風邪と無縁になる一番の予防対策です。
忙しい中であるからこそ体をしっかり休めて体力を回復することは万病を防ぐ基本になるので、せっかくの休みだからとやりたいこともたくさんあるでしょうが体の声をきちんと聞いてあげましょう。

他にも冬場で注意したいことは水分補給を積極的にすることです。
ウィルスや細菌は口や鼻から空気と一緒に入り込みますが、気道の粘膜にある線毛がウィルスを絡め取りってせきや痰になって体外へ排出します。

しかし体内の水分が不足してしまうとのどが乾燥して粘膜にウィルスが付着しやすくなり、体外に排出されずにそのまま体内に取り込まれてしまうのです。

まだまだ油断せずにインフルエンザや風邪にかからないように食べ物から免疫力を高める対策をしていきましょう♪

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