女性の腰痛を改善 ~食べ物から痛みを減らそう~
みなさんは腰痛に悩まされていませんでしょうか。
いつも座りっぱなしでのパソコン作業、立ちっぱなしの接客業などで腰痛に慢性的に悩まされている人は多いのではないでしょうか。
特に寒い冬は冷えや運動不足によって腰痛が悪化してしまうので、マッサージや整体で痛みを軽減させている人もいるたくさんいると思います。
運動をした方がいいだろうなとはわかっているものの、そんな時間もないし続かないしと思っているうちに気がつけば慢性的な腰痛になっていませんか?
今回は食べ物からの改善で腰痛を軽減させていくようにしたいと思います。
【食べ物の改善ポイント】
「血行促進」と「疲労回復」
・βカロチン
・ビタミンE
・たんぱく質
・DHA、EPA
【生活習慣の改善ポイント】
・同じ姿勢を長時間続けない
・正しい姿勢をキープする
食べ物からの腰痛改善
ポイントは「血流をよくすること」「疲労を溜めないこと」です。
腰の血流が滞ると腰の筋肉に溜まった疲労が取れなくなってしまいます。
腰の筋肉に溜まった疲労が痛みに変わっていくと腰の痛みをカバーするためにも姿勢が悪くなったり、膝や背中が痛くなったりと負のスパイラルに陥ってしまいます。
まずは痛みを軽減させるためにも食べ物からの改善を目指しましょう!
1.βカロチン
βカロチンを含む緑黄色野菜は強い抗酸化作用を持つために疲労を生む原因となる活性酸素を減らす働きをします。
特に赤色やオレンジ色の野菜に多いリコピンという成分を持つトマト、赤パプリカ、にんじん、スイカ、マンゴー、柿には活性酸素を除去する働きもあるので疲労回復効果に優れています。
他にも美容効果、アンチエイジング効果も見込めます。
2.ビタミンE
冷えによって血流が悪くなると腰痛が悪化しやすくなるので、ビタミンEの血行促進効果を活用しましょう。
ビタミンEはアーモンド、アボカド、オリーブ、ごま、玄米、大豆製品、レバーなどに多く含まれています。
ビタミンEには抗酸化作用もあるので腰痛からくる筋肉疲労を軽減してくれます。
3.たんぱく質
腰痛の原因は個人によって様々ですが女性の場合は腰回りの筋力低下も一因と考えられます。
たんぱく質を摂取することで血流改善や筋肉の維持への効果が見込めます。
納豆、豆腐、魚介類(特に赤身の魚)、卵、赤身の肉などがおすすめです。
4.DHA・EPA
青魚に多く含まれるDHA・EPAは血流改善に効果が期待出来ます。
良質なたんぱく質も摂取することが出来るだけではなくコレステロールを下げる、血液をサラサラにする効果もあるので生活習慣病の予防にも繋がります。
サバやイワシ、アジなどが季節を問わずに食べられるのでおすすめです。
さば缶などの加工品からもDHA・EPAは摂取可能なので青魚を食事に取り入れてみてください。
普段から出来る腰痛改善
普段の習慣から腰痛を招いてしまっているために生活習慣を見直すようにすることが大切です。
どんな時に痛みを感じるかを見つけると共に2つの習慣を見直すことを始めましょう。
簡単な内容ではありますが、痛みが出ている時にトレーニングをすることはかえって腰痛を悪化させてしまうので痛みを和らげることを優先するようにしてください。
立ちっぱなし・座りっぱなしを避ける
人間が体に負荷をかけずに同じ体勢をしていられる時間は座った姿勢で最大50分程度、立ち姿勢の場合は30分程度が限界とされています。
この時間を意識して座り仕事の人はお手洗いに行くなどで少し歩くようにして血流を促しましょう。
立ち仕事の人は動きを出すようにしてください。
数歩動いてペンを取る、イスに座る、備品をしゃがんで取るなどのように立ちっぱなしという状態を作らないようにしましょう。
姿勢を正す
腰の痛みをカバーするために体の別の部位に負担をかけてしまい、足や背中にも痛みが出てしまうことがあります。
猫背であれば姿勢を正す、背もたれに持たれる回数を減らすなど悪い習慣を改善する心掛けをするようにすることから始めてみてください。
正しい姿勢にすると体への負担が軽減されていくので、姿勢が悪くなっていることに気づいて姿勢を良くするようにしていきましょう。
まとめ
食べ物で血行促進の改善をする以外にもストレッチをする、入浴などで体を温めて血流をよくすることも効果的です。
食事を見直すことで辛い腰痛が少しでも緩和されたら仕事もプライベートも充実したものになるかもしれません。
【食べ物の改善ポイント】
「血行促進」と「疲労回復」
・βカロチン
・ビタミンE
・たんぱく質
・DHA、EPA
【生活習慣の改善ポイント】
・同じ姿勢を長時間続けない
・正しい姿勢をキープする
今日のポイントを確認して少しずつでも腰痛の悩みを減らしていけるようにしていきましょう♪