食べながら二日酔い予防! おつまみを選んでアルコール分解促進を目指す

チーズのたんぱく質と脂肪分で肝臓と胃を助けよう

みなさんと一緒に二日酔いのメカニズムを学び、胃を守り肝臓を助ける食事を選ぶようにすることが大切だとわかりました。


それでは具体的に何を食べればいいのかという疑問が出てきますよね。


今回はおつまみと栄養素の関係から二日酔い予防について考えていきたいと思います。
 

積極的に取りたいおつまみと飲み物

二日酔いを防ぐためには「アルコールの分解に必要な栄養素を取ること」です。


お酒を飲んで上昇した血中アルコール濃度はすぐには下がらないので、前述の通りに肝臓の代謝や胃の保護を目的とする栄養素は取るようにしたいです。


早速二日酔い防止に効果があるおつまみと飲み物を見ていきましょう!
 

枝豆

枝豆に含まれているタンパク質やレシチン等が豊富な栄養成分が肝臓のアルコール分解による負担を軽減して傷ついた肝細胞の再生化を促進します。


ビタミンAやCには二日酔いや悪酔いを防止する効果があります。
また、枝豆には塩分の排出効果もあるためにおつまみによる塩分の過剰摂取やむくみ軽減にも効果が期待できます。


茹でた枝豆または冷凍枝豆を加熱したものにガーリックオイル、鷹の爪、塩で炒めと簡単に枝豆のペペロンチーノ風が出来ますので、ご家庭でも試してみてくださいね。
こちらを使えばもっと簡単に作れます!

S&B シーズニング ペペロンチーノ(ボトル) 53g

ごま豆腐・ごま和え

ごまの皮は胃で消化できない

黒ごま・白ごまに含まれるセサミンはアルコール分解の促進をします。
セサミンはごま特有の成分ですが、種子であるために消化をされずに体外へ排出されてしまいます。


そのためにすりごま、練りごま、ごま油のようにごまを砕いたものでないとセサミンを摂取出来ませんので注意してください。
ごま豆腐やごま和えは練りごまやすりごまを使用しているので栄養をきちんと取ることが出来ます。


自宅ではごまは食事にすりごまや練りごまをプラスする、香りづけにごま油をかけるのように手軽に使用することをおすすめします。
塩とごま油だけを混ぜたタレを豆腐やキャベツにかけるだけのおつまみもお手軽です。

かどや 純正ごま油濃口(PET)600g 

カタギ セサミンリッチ黒すりごま 60g×3個

スプーン1杯で
手軽に栄養が取れる

ナッツ・大豆製品

ナッツ類や大豆製品などに含まれるLシステインは肝臓がアルコール分解をした時に発生する有害物質のアセトアルデヒドを無毒化させる働きをします。


ナッツもごま同様に消化されにくい食品ですのでよく噛んで食べるようにしましょう。
他にもおつまみを食べるようであれば無塩のナッツを選ぶようにして塩分過多にならないようにしてください。


大豆製品はお店のメニューにもたくさん載っていると思います。
麻婆豆腐、スンドゥブチゲ、冷やっこ、湯豆腐、汲み上げ豆腐、湯葉といった豆腐料理や納豆チャーハン、バクダン丼といった納豆料理のように種類が豊富なので積極的に食べたいですね。


自宅では手軽に豆乳を飲むといいでしょう。
豆腐や納豆を始めとした大豆製品が持つ大豆イソフラボン女性に嬉しい効果が多く、女性の繊細な体を整えてくれる優秀な食品です。

納豆は粘りや臭いが苦手な人もいることでしょう。
納豆は加熱をすると粘りや臭いが軽減されるので試してみてください。

デルタ インターナショナル ロカボナッツ 30g×7袋

デスクにもストックしやすい
小分け袋

キャベツ

ただの添え物ではないのです!

焼き鳥や串カツのお店で生のキャベツがお通しで出てくることがありますが、ちゃんと意味があるのです。


キャベツに含まれるビタミンU(通称キャベジン)は通常のビタミン類とは異なるのですが、胃腸薬の名前にもなっているように胃酸の分泌抑制と、胃腸粘膜の新陳代謝促進による健康維持に役立ります。


お店のお通しや肉料理に付いてくるキャベツは積極的に取りたいですね。
しかしビタミンUは水に溶けやすく熱に弱いので出来るだけ生のままか生に近い状態のキャベツを食べるようにしましょう。


キャベツ以外にもブロッコリーやアスパラガスなどにも豊富に含まれていますが、同様に加熱に弱いのでキャベツを食べる方が手軽だと言えます。


自宅でもコールスローなどサラダや千切りキャベツで食べることをおススメします。
お酒が進む簡単おつまみにもなるので、手軽にこちらを使用してみてもいいですね。

フードレーベル やみつきになる! 塩キャベツのたれ

ダイショー 塩キャベツのたれ

カプレーゼ・冷やしトマト

ワインにカプレーゼも理にかなった組み合わせ

トマトは栄養価がとても高く、トマトに含まれるクエン酸、アミノ酸、ビタミンC、ミネラルなどに酔いを早く覚ましてくれる成分があり、肝臓のアルコールと有害物質のアセトアルデヒドを代謝する酵素の活性を高めてくれます。


お酒を飲む最中にトマトを食べればアルコール分解が促進されて、酔いが覚める時間が通常よりも早くなります。
生のトマトの方がビタミンCを失わずに摂取出来るのでサラダや冷やしトマトで食べることをおススメします。


私のお酒好きの友人が二日酔いにはトマトジュースが効くと言っていたので間違っていませんね。
他にもレッド・アイ、ブラッディサムなどのトマトジュースを使ったお酒も効果があるかもしれません。

カゴメ トマトジュース 食塩無添加 200ml×24本[機能性表示食品]

フルーツ・果汁100%ジュース

果物や果汁100%ジュースに含まれる糖分はアルコール分解酵素を活性化させるので、二日酔いの症状の緩和に効果的です。


今の季節ならばみかん・いちご・キウイがおすすめです。
ビタミンCは二日酔いの原因である有害物質のアセトアルデヒドを肝臓が分解するときに必要になるためにしっかり取りましょう。


飲みものであれば100%果汁のオレンジジュースが特におすすめで、その理由としては果汁の濃度が高いほどビタミンCが多く効果が高くなるからです。

トロピカーナ 100% オレンジ 250ml×24本

イオン飲料(スポーツドリンク)

アルコールには利尿作用があるので脱水症状に陥りやすくなります。
脱水を防ぐためにも水分はお酒を飲んだ後に限らず、お酒を飲んでいる時にも飲むようにしましょう。
理想としてはお酒と同量の水やお茶類を飲みたいですね。

ここで注意したいのがイオン飲料をお酒と一緒に飲むというのは絶対にやめましょう

アルコールがより早く吸収されてしまって危険だからです。

飲んだ後」であれば体内の水分維持効果があるイオン飲料が効果的です。

イオン飲料は先述の通り通常の水よりも水分を素早く吸収できることから
「頭痛、だるさ、吐き気、食欲不振などの原因となる脱水症状の二日酔い」
「頭痛、だるさ、筋肉痛などの原因となる低血糖症の二日酔い」
に効果を発揮します。


最低でも500mlの水分補給を心がけたいですが、イオン飲料や清涼飲料水をお酒と同量飲むのは糖分の取り過ぎに繋がるので、これらは500ml程度に抑えて水やお茶類を摂取するようにしましょう。

大塚製薬 ポカリスエット 500ml

大塚製薬工場 経口補水液 オーエスワン 280mlx24本

体に必要なナトリウムやカリウムを取れて糖分過多を防ぎます

まとめ

以前にお伝えしたように良質なたんぱく質を取ることも非常に効果的です。

例えば
・ビーフステーキ、焼き鳥、ポークソテー、すき焼き、しゃぶしゃぶ
・牡蠣、イカの一夜干し、たこわさび
・チーズの盛り合わせ、ピザ、チーズフォンデュ

要するにメイン料理になるものは肝臓を助ける栄養素を持っているわけです。

そのために意識しなくても肝臓へエネルギーが運ばれ、肝臓の修復を助ける栄養成分は少なからず取れるのです。


今回は肝臓と胃の機能を助ける・守るという視点でお伝えしましたので、まずはお店で見つけたら頼むという心掛けをしてもらえたらと思います♪


次回は二日酔いになってしまったら…という視点でお伝えいたします。

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