ダイエット中におすすめの飲みもの7種+α ~砂糖を取らない習慣を身につける~
前回はダイエット中の水分不足について学んでいきました。
私たちは食事からも水分を得ており、ダイエットをすると意識的に食事量や間食を減らすために体が水不足になります。
今回は具体的にダイエット中におすすめの飲み物をご紹介します。
また身近で簡単に手に入る、飲み方がわかりやすいものを選んでいますので参考にしてみてください。
水分をきちんと取ろう
1.水
そのまま飲むのであれば浄水器を通したもの、一度沸騰させて常温に冷ましたもの、ミネラルウォーター(甘味や味などがないもの)などがよいでしょう。
ミネラルウォーターも軟水や硬水と品物によって味が違うので、好みのものを選ぶと良いでしょう。
ポイントとしては、常温以上の温度で飲むように心掛けましょう。冷たすぎると内臓を冷やしすぎてお腹が痛くなるなど体に負担がかかってしまうこともあるためです。
2.白湯
白湯は水を沸騰させて冷ましたものでダイエット中に特におすすめの飲み物です。
白湯の温度は50度くらいが目安で、ゆっくり飲むのもポイントです。
また、回数を分けて飲むことがオススメです。
可能であれば一日あたり700〜800ml程度と意識してください。
体の中を温めて血流を良くして代謝を上げたり、脂肪を燃焼させたり、冷え性や便秘を改善したりと女性に嬉しいさまざまな効果を期待することができるのです。
まずは寝起きの1杯を白湯にすることを目標に、特に冷え性の人や朝は体温が低いと感じている人は白湯を試してみてください。
3.炭酸水
炭酸水は炭酸飲料(ソーダやコーラなど)のように糖分や甘味料が使用されていないもののことを指します。
成分表示に砂糖や甘味料が書かれていないことをよく確認してください。
炭酸水の炭酸により血行が良くなることで代謝が上がったり、疲労回復などの効果を期待できます。
炭酸水に含まれている炭酸ガスが胃の中で膨張して満腹感を得やすく食べ過ぎを抑える効果がある反面、少量飲んだ場合は食欲増進の効果があるので注意が必要です。
ダイエットと食欲増進の境界線は300mlと言われています。
お茶の効能を知ろう
お茶類の中でも代表的な3種をみていきます。
知っていることも多いとは思いますが、今の自分に合ったお茶を選んでダイエットとお茶の効果の一石二鳥を目指しましょう!
緑茶、烏龍茶、紅茶は同じ茶葉から作られていて茶葉の発酵度合いによってそれぞれ分類されます。
発酵度合いの違いは体に有効な成分の違いを生むので自分に合った効果とともに楽しめるといいですね。
どのお茶も砂糖や甘味料を入れなければカロリーはありませんので安心して飲めます。
ただしカフェインが含まれているのでカフェインを避けたい人は注意してください。
カフェインの含まれないまたは少ないお茶類も後ほどご紹介します。
4.緑茶
緑茶にはポリフェノールの一種であるカテキンが豊富に含まれています。
カテキンには脂肪が蓄積するのを防いだり、蓄積した脂肪を分解する働きがあり血中コレステロールや体脂肪率の低下も見込めます。
そのため、食事と一緒に飲むことで脂肪の吸収を抑え、運動前に飲むと脂肪を燃やす効果を期待できるのです。
他にもがん予防、抗酸化作用、抗菌・抗インフルエンザ作用、血圧・血糖上昇を抑える、さらにリラックス効果も報告されています。
5.烏龍茶
烏龍茶ポリフェノールには脂質の分解・吸収の役割を担っている消化酵素の働きを抑える効果があります。
消化酵素の動きが抑えられると脂質は吸収されずに腸まで運ばれてそのまま排出されます。
食事と一緒に飲むことで脂肪燃焼を助けてくれる働きがあるので、ダイエット中にには特におすすめの飲み物です。
他にもがん予防、抗酸化作用、血圧・血糖上昇を抑えることもできます。
女性には嬉しいシミ、しわを防ぎ、健康な肌が維持でき、アンチエイジングの効果もあります♪
6.紅茶
強い抗酸化作用と抗菌作用が注目されています。
特にインフルエンザ予防には非常に効果を発揮して、紅茶を飲むことで体内にインフルエンザウイルスを増殖させない環境を作ります。
紅茶でのうがいもインフルエンザウイルスに効果的との報告があります。
他にもアルツハイマー病予防、脳卒中、心臓病やがん、糖尿病のリスクを減らすなど多くの健康効果が見込まれます。
コンビニで買えるカフェインが少ないお茶
〇麦茶
〇ブレンドティー :爽健美茶、十六茶、黒豆茶など
〇 ルイボスティー
〇ジャスミンティー:少量のカフェインが含まれています
〇カフェインレスのお茶、コーヒー: 少量のカフェインが含まれています
カフェインが少ないものであっても女性に嬉しいアンチエイジングや美肌、リラックス効果、便秘改善と様々な効果が期待できます。
味や香りも特徴的なものが多いのでストレスなく飲めるものを選びましょう。
ハーブティーもカフェインが少ないものが多いのですが、
茶葉を含むハーブティーのカフェイン量はコーヒーの半分で紅茶と同等という認識でいましょう。
コーヒーのリラックス効果をいかす
7.ブラックコーヒー
コーヒーの香りで癒されるという経験はありますか?
実際にコーヒーの香りは脳をリラックスさせるα波という脳波を出す効果があるのです。
お茶類よりも多く含まれるカフェインには代謝をアップさせることでカロリーの消費量や体温を上げ、脂肪の分解や燃焼を促がします。
それだけではなく糖の吸収も抑える等様々なダイエット効果を期待できるのです。
またコーヒーに含まれるポリフェノールは抗酸化作用や抗がん作用、糖尿病、動脈硬化の予防でも知られています。
ただしダイエット効果を得るためには砂糖や牛乳などを追加せず、ブラックで飲むことをおすすめします。
まとめ
みなさんが普段から飲まれているものはありましたでしょうか。
今回は水、炭酸水、お茶、コーヒーと身近な飲みものでご紹介しました。
前回のおさらいも含めてポイントをお伝えします。
ポイント2点
①低カロリーのものを選ぶ
余計なカロリーを取らないようにする
②甘味料を使用していないものを選ぶ
甘味料は体に負荷をかけ太りやすい体質を作る原因になる
他にもスムージーやココア、野菜ジュースをご紹介しているサイトもありますが、「牛乳は避ける」「果物は避ける」「糖質が少ない野菜を選ぶ」といった約束が多いと続かなくなってしまうかと思います。
次回はダイエット中に飲まないようにしたい飲みものについてお伝えします。
避けるべき飲みものがわかれば今回確認した飲みもの以外にも飲んでもいいものがわかってくると思います。
たくさんの知識をつけて制限をする中でも自分の意志で選んで積極的な行動をするようにしていきましょう♪
冬場はとくに水分を摂る量が減るので、こまめに水分を摂りたいと思いました(^ ^)