【女性の生き方】中庸を目指して心と体のバランスを取ろう!
風水における陰陽五行説では中庸を目指すべきだと言われています。
中庸とは考え方や行動が偏ったものでなく、中立または中間であることを指します。
食生活や生活習慣についても当てはまることがあり、気にし過ぎていても気にしなさ過ぎても心と体に悪い影響が出てしまうことがあるのです。
今回は食生活や生活習慣において中庸を目指す意味について陰陽五行説の観点で考えていきたいと思います。
【本日のポイント】
東洋医学における日常生活の中庸
・生活習慣での中庸
・精神面での中庸
中庸を目指すと無理や無駄が減る
東洋医学における日常生活の中庸
陰陽五行説には「陰が極まれば陽になり、陽が極まれば陰になる」と表現されるように何事も極端な方向に行き過ぎると全く逆の結果が出ると考えられています。
中庸を守ることは「気にし過ぎる」「食べ過ぎる」といった「○○過ぎる」行動を避けて何でも適度にやることを目指すことです。
この中庸を目指すことはみなさんが自分らしく生きていくことのヒントになるでしょう。
生活習慣での中庸
自分自身の生活習慣に偏ったところがないかを確認してみましょう。
中庸を目指すにおいては健康オタクというのも極端な考え方に分類され、健康を目指しながらも体の免疫力や抵抗力が必要な分だけ鍛えられている状態であるべきなのです。
1日に何度も高性能な電動歯ブラシで歯をみがき、頻繁に歯医者へ行ってメンテナンスをしているのに歯周病になる
→1日に朝と夜の2回歯をみがき、3ヶ月~半年に1回程度歯医者でメンテナンスをする
ファストフードやお菓子を食べなくてもコレステロール値が高くなって生活習慣病のリスクが上がる
→コレステロール値は食べ物だけが要因ではないためにファストフードやお菓子をおいしく食べる時があってもよく、ベジタリアンやビーガンであるとコレステロール値が低過ぎても免疫力の低下や精神の不安定さを招く恐れもある
糖質カットで痩せて健康になれるはずが痩せたものの顔色が悪くなり、やつれた印象を与える
→炭水化物も含んだバランスの良い食事を取り入れるようにすると体の調子も代謝も上がるので痩せやすくなる
消毒や空気清浄機でクリーンな環境を作ることでアレルギーや免疫力が弱る
→手についた菌や空気中にあるウィルスが体の抵抗力を高める効果もある
これらは実際に私の周りで起きている出来事であり、自分にとってプラスになるであろうと思った食生活や生活習慣などが必ずしも健康にとって良い作用を与えるとは限らず中間を目指していくべきなのです。
精神面での中庸
女性は共感をする性質を持つといわれています。
例えば友人と話をする時に「この間困ったことがあって…」と話された内容に「そうだよね」「わかるよ」と同調をすることが多いのではないでしょうか。
相手の話に共感をするばかりで悩みや問題が解決していないと書籍などでは書かれていますが、この共感こそが中庸でいようとする本能だといえると思います。
共感をすることで経験したことがないことであったとしても実際に経験をしたこととして捉えるようになります。
女性にとって経験を増やすこと、共感をすることは周りと同じレベルで生きるある種の中庸を無意識に実行しているのです。
中庸を目指すと無理や無駄が減る
中庸を目指すことの一番のメリットは無理や無駄がなくなりストレスが減ることです。
無理も無駄も心と体のエネルギーを使い過ぎてしまうことに繋がります。
本来、ストレスそのものが悪いものではないはずが現代に生きる女性は無用なストレスを受けやすい環境にあります。
また、個性やアイデンティティーの名の下に偏った考え方や生き方に価値を見出している世の中の流れは中庸とは真逆であるために生きづらさを感じやすいといえるでしょう。
女性は競争を嫌い、共感によって人間関係を作ることで心の安定を保ちますので中庸を意識することで心が少しずつ楽になっていきます。
まとめ
今回は女性の生き方として中庸という考え方によって心と体のバランスを取ることの重要性を見てきました。
全ての物事には良い面と悪い面が必ずあるので、中間を目指すと大きなリスクを背負うことがなくなり無理と無駄も無くなっていくということなると私は考えています。
【本日のポイント】
東洋医学における日常生活の中庸
・生活習慣での中庸
・精神面での中庸
中庸を目指すと無理や無駄が減る
実際に私自身、SNSやネットの記事などを見て自分に得意なこともなければ胸を張って言えるようなやりたいこともないことを悩み続けていた時もありました。
しかし中庸を意識することで肩に力を入れ過ぎていた自分を見つめ直す機会になり、無理なこと無駄なことによるストレスを減らすことが出来てきました。
この場合の無理や無駄とは諦めることを指しているのではなく、頑張り過ぎることをやめて頑張り方を変えるという考え方です。
この機会に肩の力を抜いてみなさんが頑張り過ぎていることを見直してみてはいかがでしょうか。