太らない白米の食べ方
ダイエットは空腹との戦いです。
おかずだけでお腹を満たすのは難しい、おかずを食べるとやはりご飯が食べたくなるのですが、みなさんはどうでしょうか?
ご飯の糖質が気になるから食べる量を控えめにしたのに結局お腹が空いて間食をしてしまったという経験がある人もいるかと思います。
私の場合はご飯を我慢してお菓子を食べてしまった、ご飯を食べないでおかずをたくさん食べたことでカロリーオーバーで太ってしまったことがありました。
食べたいものを食べながら痩せようとしている私にとっての大きな悩みの種はご飯の食べ方でしたが、今まで食べ続けていたご飯を簡単にやめることは出来ないので、思い切って今回はダイエット中に実践できる罪悪感の少ないご飯の食べ方をお伝えしていきたいと思います。
【本日のポイント】
太らない白米の食べ方
・白米の選び方
さっぱり系の米を選ぶ
・ご飯の炊き方
水を少なくして固めに炊く
固めのご飯をよく噛んで食べて早食い防止
・ご飯の食べ方
おかずも食べて糖質の吸収をゆっくりにする
冷めたご飯の方が太りにくい
・炊いたご飯の保存方法
1食分ずつで保存する
太らない白米の選び方
太らない白米の食べ方として重要なポイントは白米の選び方です。
白米は「もちもち系」と「あっさり系」の大きく2種類に分けられます。
太らないようにするためには白米は「あっさり系」を選ぶようにしましょう。
粘り気があって甘みを感じやすいもちもち系の白米よりも粘り気が少ないあっさり系の白米は糖質が低く、食後の血糖値の上昇も緩やかなので太らないダイエット向きの米といわれています。
あっさり系白米の代表的な品種はこちらです。
【あっさり系の白米】
・ササニシキ
・ななつぼし
・青天の霹靂
・つや姫
・森のくまさん
・キヌヒカリ
・つがるロマン
・きらら397
・きぬむすめ
・てんたかく
お店で見つけやすい品種としては「ななつぼし」です。
北海道もすっかり米どころとなりおいしい白米が収穫されていますので探してみてください。
太らない白米の炊き方
太らない白米の炊き方は目盛りよりも水を少なくして固めに炊くことです。
固めにご飯を炊くことで噛む回数が増えて早食い防止になります。
しっかり噛んで時間をかけて食事をすると満腹感もきちんと得られて食べ過ぎ予防にもなりますので意識してみるといいでしょう。
太らないご飯の食べ方
ご飯と一緒におかずを食べることが太らない白米の食べ方の原則です。
おかずが加わることで消化がゆっくりとなり、おかずの栄養素が白米の主な栄養素である炭水化物を無駄なくエネルギーとして体が消費するようにサポートしてくれます。
さらにおかずを一緒に食べると糖質の吸収もゆっくりとなるために自然と太りにくい食べ方になるといえます。
おにぎりならばのりと具材、卵かけご飯なら卵のようにタンパク質や野菜や海藻といった組み合わせの仕方でバランスの良い食事にすることが出来て、太らない食べ方にも繋がっていきます。
白米で太る大きな要因として白米を食べ過ぎてしまうことで、本来はエネルギーとして消費するはずが食べ過ぎによって摂取したエネルギーも過剰となり、消費しきれなかったエネルギーが脂肪になって体に蓄積されてしまい太ってしまうのです。
丼物やカレーはご飯を盛る量が多くなりやすく、よく噛まずに食べられるために白米を食べる量が思っている以上に多くなっていますので注意をするようにしてください。
それでもやっぱりご飯を食べることに抵抗がある人に試してみてもらいたいのは、あえて冷めたご飯を食べる方法です。
詳しくはこちらを参考にしてもらいたいのですが、冷めたご飯の方が糖質の吸収が少なくなるために太らないといわれています。
どうしても炊き立てご飯と比べたらおいしさが劣ってしまいますが、太らない白米の食べ方として知っておいて損はないのではないかと思います。
炊いたご飯の保存方法
炊いたご飯は1食分ずつにして冷凍庫で保存するようにしましょう。
冷蔵庫で保存すると早く食べないといけなくなって食べ過ぎてしまったり、タッパーに適当に残りご飯を詰め込んでしまうといつも以上にお茶碗に盛ってしまったりして気づいたらたくさん食べていて太ってしまっていたということになりかねません。
【保存のポイント】
・お茶碗1杯の量で小分けにする
・冷凍庫保存で賞味期限を長くする
冷凍したご飯は出来れば1週間、最大1ヶ月で食べきるようにしてください。
冷凍してから1週間経つとだんだんと風味が落ちていってしまうので早めに食べるようにしてくださいね。
まとめ
今回はダイエットをしている人へ向けて太らない白米の食べ方を見てきました。
白米に注目をした理由は日本人は体質としてご飯の方が小麦製品であるパンやパスタよりも太りにくいというデータがあるからです。
古来より毎食玄米や白米を食べていた私たちの体はご飯のエネルギーを効率よく使える体になっていったのです。
反対にパンやパスタには小麦粉や卵、油が使われていて昔の私たちの食生活にはなかった食材ばかりですのでエネルギー消費が上手くいかなかったり、エネルギー変換をする時に体に負荷がかかったりするなど少なからずマイナス面があります。
しかし私がお伝えしたいのは小麦製品を食べない方がいいということではなく、日本人には日本食が一番太りにくく体に優しいものなのだということを知った上で食べるものを選んで欲しいということなのです。
【本日のポイント】
太らない白米の食べ方
・白米の選び方
さっぱり系の米を選ぶ
・ご飯の炊き方
水を少なくして固めに炊く
固めのご飯をよく噛んで食べて早食い防止
・ご飯の食べ方
おかずも食べて糖質の吸収をゆっくりにする
冷めたご飯の方が太りにくい
・炊いたご飯の保存方法
1食分ずつで保存する
みなさんは毎日どのような食事をしていますか?
この機会に皆さんが何を選んで食べているのか、そして食べているものはみなさんの健康やダイエットに繋がるものなのかを見直してみてもらいたいなと思います。