【体験談】女性の痔は早期対策が大事!
女性にも多い「痔」は周りに相談できないし、病院にも行きづらいですよね。
実は女性でも3~4人に1人の割合でお尻のトラブルを抱えていて、在宅勤務で座っている時間が長くなることで痔になってしまった人も多いとか!
今回は早期対策として自分でできる痔の治し方として薬を選ぶ方法もお伝えしたいと思います。
【本日のポイント】
痔ろうは市販薬では治せないから病院へ行こう!
女性には痔になりやすい原因がたくさんある!
1.便秘や下痢になりやすい人は要注意
2.妊娠・出産で痔になる人も多い
3.座りっぱなし・立ちっぱなしはお尻の負担になる
いぼ痔・切れ痔の薬の選び方
1.マルチな「注入軟膏」
2.いぼ痔には「座薬」
3.切れ痔には「軟膏」
生活習慣の改善もしよう!
1.便秘解消
2.下痢解消
3.血流改善
痔になる原因
痔になる原因は主に3つに分けられます。
3つの原因によって症状も変わってきます。
1.「お尻の血流が悪くなる」=いぼ痔のリスク
具体的原因:座りっぱなし・立ちっぱなし・冷え性など
症状:排便時の出血(痛みはない)・お尻に力を入れるといぼが出てくる・肛門にいぼができて痛みがある(痛みが強くなると座っていられない)
2.「排便時にお尻に負荷がかかって皮ふが切れる」=切れ痔のリスク
具体的原因:お腹に力を入れて硬い便を出す(便秘)など
症状:排便時の出血・排便時にお尻が裂けるような痛みを強く感じる
3.「細菌が体内に入ってしまう」
具体的原因:下痢便の中にいる細菌が肛門の組織に入り込む
症状:ズキズキした痛み・発熱・膿がでる
3番の細菌によって発症する痔は「痔ろう」と呼ばれるもので市販薬で治すことができませんので、早く医療機関に行くようにしてください。
女性の痔のリスク
女性に多い便秘や下痢の症状は痔になるリスクが高くなります。
チェックリストで当てはまる数が多ければ今は痔の症状がなくても油断をしてはいけません。
私の場合は便秘や下痢になりやすいこと、座りっぱなしであることが痔になった原因でした。
女性の場合は妊娠・出産を機に切れ痔やいぼ痔になる人も多くいます。
妊娠中は便秘やお尻の血流が悪くなるなどで痔になりやすくなる、出産で切れ痔になることも多いといわれていますので普段から気をつけるようにすることが大切です。
□ 座りっぱなし、立ちっぱなしの仕事をしている
□ 冷え性
□ 野菜はあまり食べない
□ 運動はあまりしない
□ 朝ごはんは食べない・食べないことが多い
□ トイレの時間が長い
□ 排便時に肛門から血が出る・便に血が混ざっていることがある
□ 肛門がかゆい
□ 便の色が黒い・硬い
□ 便秘または下痢をよくする
薬を買う前に知っておきたいこと
痔の市販薬は3つの種類に分けられますが、
最初にステロイドを避けたい人は「ステロイド」か「非ステロイド」の薬なのかを必ず確認してください。
基本的にはステロイドを使用している薬の方が多く、
「出血部分を治す」「患部のはれを鎮める」効果を発揮するのでステロイドを使っていない薬よりも痔が治りやすくなっています。
しかしステロイドによって細菌感染してしまったり、患部がただれてしまうといった副作用が起こる可能性もあることを知っておきましょう。
もう一つ知っておきたいことは
買った薬の箱に書かれている「使用回数」「使用期間」を守ることです。
ステロイドを使っているものは副作用が起こる可能性があるために1日の使用回数、薬を使用する期間がきちんと書かれています。
症状を改善させるためにも使い方を守ることが大切です。
最近ではネットショップでも購入できるので、ドラッグストアで恥ずかしいな…と思いながら買わなくてもいいことから自分の症状に合わせて購入して早めに治しましょう。
特に切れ痔は治りにくく、排便時に同じところで再発しやすいので「痛い!」と感じたり血が出てしまっているのであれば絶対に放っておかないでくださいね!
また、まれにお尻からの出血は大腸がんである可能性もあるので何もしないというのはやめた方がいいでしょう。
(大腸がん検診の費用や体験談も書いていますので参考にしてください!)
万能な注入軟膏
注入軟膏は肛門内にいぼ痔ができたときに座薬よりも簡単にお尻に中に薬を注入することができます。
いぼ痔だけではなく、容器内の軟膏を切れ痔に塗ることも肛門の外のいぼ痔にも塗ることができるので悩んだら注入軟膏を買うのがおすすめです。
マルチに使えますが、生産コストがかかるだけに少し割高なのは仕方がないかなと思います。
使ってみた市販薬
参考でいくつか使用したことがあるものをご紹介します。
どれもドラッグストアで売っていますが、やはりお店で買うのはと思ってしまいます。苦笑
また、ステロイドを使っていない注入軟膏はとても少ないのでネットショップから購入する方がいいかもしれません。
私の場合、製品ごとに使ってみた感想としては出血やはれを抑える効果に大きな違いを感じることはありませんでした。
かゆみがある場合はメントール、消毒や殺菌成分が入っているものの方がかゆみを早く鎮めてくれたように思います。
座薬
座薬は「肛門の中にできた痔」のための薬です。
使い慣れるまでは肛門の奥に座薬が届かないとお尻から出てきてしまうことがあるので注意が必要です。
夏は暑さで薬が軟らかくなり過ぎてしまう、冬は固くなり過ぎてしまうという欠点があるので気になる人は注入軟膏の方がいいかもしれません。
使ってみた市販薬
座薬の大きさにほとんど差がありませんので、お尻から入れにくいものがあるということは特にありません。
痔のはれや出血を抑える成分、または痔が小さくなるようにする成分などメーカーによって多少の差別化があります。
しかし注入軟膏と同じで使用感や治り具合に大きな差は感じられませんでしたので、価格で選んでも問題ないように思いました。
軟膏
軟膏は肛門周りの切れ痔と肛門の外にできたいぼ痔にぬって治します。
残念ながらたくさんぬったから早く治るわけではなく、製品による大きな違いも感じなかったので使用回数を守って治しましょう。
(一応試してみたのですが意味はありませんでした)
ぬるときには患部にさわり過ぎない、清潔な状態で使うのが大事だと思います。
雑菌がつくと悪化する可能性があるので気になる場合は清潔なガーゼを使ってぬるといいかもしれません。
使ってみた市販薬
座薬や注入軟膏と同じで使用していて大きな違いは感じられませんでした。
ただ、手を洗ってもなかなか取れないので薬をぬるときにはガーゼやティッシュを使うようにした方がいいと思います。
痔の予防
便秘や下痢をしない、お尻の血流を悪くしないことが大切ですので、生活習慣を見直してみてください。
【便秘解消】
食物繊維:豆類・キノコ・イモ類・海藻・根菜類・緑黄色野菜・果物など
発酵食品:納豆・キムチ・ぬか漬け・チーズ・ヨーグルト・甘酒など
【下痢を防ぐ】
食べ過ぎない・飲み過ぎない
冷たいものを食べ過ぎない・飲み過ぎない
偏った食事をしない
不安感などで気持ちを落ち込ませない
体を冷やさない
【血流改善】
運動する
長時間同じ姿勢でいない
温かい食べ物・飲み物で血行をよくする
バランスの良い食事をする(赤身肉・魚・野菜を積極的に!)
寝不足が続かないようにする
まとめ
女性に多い痔をテーマにお伝えしてきました。
市販薬があるものの残念ながら痔を根本的に治すには病院に行くことが必要ですので、症状を繰り返したり改善しない場合は女性の医師がいるクリニックを探すことも検討してみてください。
手術をしないで治すこともできる場合が多いとのことですので、つらい思いや痛みをがまんし過ぎないようにしてください。
【本日のポイント】
女性には痔になりやすい原因がたくさんある!
1.便秘や下痢になりやすい人は要注意
2.妊娠・出産で痔になる人も多い
3.座りっぱなし・立ちっぱなしはお尻の負担になる
薬の選び方
1.マルチな「注入軟膏」
2.いぼ痔には「座薬」
3.切れ痔には「軟膏」
生活習慣の改善もしよう!
1.便秘解消
2.下痢解消
3.血流改善
このブログが病気予防について考える機会になれば嬉しいです。