お酒を飲んだ翌日の肌荒れを予防 ~食べ物で体の中からケアをする~
飲み過ぎた翌日肌荒れでテンションが下がってしまったことはありませんか?
肌のざらつき、大人ニキビや吹き出物はもちろんですが、化粧のノリが悪くなることも悩みの種だと思います。
肌荒れの原因を知って、肌トラブルを避けられるように確認していきましょう!
お酒で肌トラブルが起こる原因
お酒を飲みすぎてしまうと肝臓がアルコールの分解を最優先で行います。
脂質の分解と代謝を担うのも肝臓ではあるもののアルコール分解で一生懸命働いているために脂質の代謝は後回しになってしまいます。
さらにお酒を飲んだことによるアルコール分解には肝臓のエネルギーとなるビタミンB類、ビタミンCが大量に消費されます。
肌荒れを起こさないようにする栄養素がアルコール分解に使われてしまうのと同時に、代謝出来なかった分の脂質が大人ニキビや吹き出物として出てきてしまうので健康のためにもお酒の飲みすぎには注意しましょう。
日々の体調や疲れ具合によっては飲み過ぎていなくても肌荒れをしてしまうこともあります。
不足してしまっている栄養素をしっかりと補って肌トラブルを防ぎましょう。
肌荒れにおすすめの食べ物
食事で内側からの肌ケアをするためにも美肌の材料となる栄養素は積極的に摂りましょう。
女性が健康的でいるために必要な栄養素でもあるので普段の食事でも取り入れていけるように工夫してみてください。
タンパク質
皮ふ組織を作る重要な栄養素
新しい皮ふを作るためにも良質なたんぱく質を取りましょう。
良質なたんぱく質
大豆
卵
牛乳、乳製品
牛肉、豚肉、鶏肉
魚類(アジ、イワシ、カツオ、マグロ、サケ、ブリ、など)
ビタミンA
肌のうるおいを守り、肌荒れを防ぐ栄養素
シミやシワを防ぐ働きもあるので積極的に取ることをおすすめします。
油との相性がいいので調理をして食べると効果的です。
ビタミンAが多い食べ物
にんじん、かぼちゃなどのカロチンが多い緑黄色野菜
卵
牛乳、チーズ
うなぎ、あなご など
ビタミンB2・B6
肌の新陳代謝を促して、皮脂量をコントロールする栄養素
ビタミンB2は脂質の代謝に、ビタミンB6はたんぱく質と糖質の代謝を担っています。
ビタミンB2が多い食べ物
納豆
アーモンド
卵
牛乳
牛レバー、豚レバー、鶏レバー
魚類(うなぎ、ブリ) など
ビタミンB6が多い食べ物
魚類(マグロ・カツオ・サンマ・イワシ・サケ)
ナッツ類
大豆・納豆
アボカド
バナナ など
ビタミンE
血行を促進して肌荒れの解消を助ける栄養素
毛細血管を拡張してくれる効果があるので、肌のすみずみまで血液がいきわたることになり肌荒れを解消してくれます。
ビタミンEが多い食べ物
ナッツ類ではヘーゼルナッツ、ピーナッツ。
野菜類ならモロヘイヤ、アボカド、カボチャ、大根の葉、赤ピーマンも多いです。
魚類では鮎やニジマス。うなぎ
食物繊維
便秘の改善に役立つ栄養素
腸内環境がよくなると栄養素の吸収力がアップして美肌効果がより期待出来るのです。
食物繊維が多い食べ物
玄米
とうもろこし、ごぼう、セロリ
さつまいも、里芋
大豆・納豆
キノコ類
海藻類 など
まとめ
肌荒れを防ぐためには普段からのケアが大切だということですが、みなさんはどのぐらい意識してケアをしていますでしょうか。
食べ物を通じて体の中から肌の調子を整えていくことは体の健康を維持することにも繋がっていきます。
ただしスキンケアと同様に一朝一夕で改善される特効薬ではありませんので、日々の食生活を改善するようにしていきましょう。
スキンケアも当然大切ですが肌の代謝を食事から促して美肌を目指す心掛けをしていけるといいですね♪