女性に嬉しいだしの効果でダイエット ~味覚からのアプローチで過食も防ぐ~

日本人の健康を救うだし

みなさんが普段食べているのは洋食が多いですか?和食が多いですか?

今、和食のだしが注目を集めているのです。
ダイエットにも健康にも良いと見直されているのであれば試してみたくなってきませんか?

今回はだしについてお伝えしていきます。
だしを取るのが面倒だという話もありますが、手軽に使えるだしの紹介と簡単にだしを取る方法も併せて確認していきましょう!
 

だしの三大うま味成分

だしは和食の基本

和食基本となるだしにはうま味がたくさん含まれています。

そのうま味には3つの成分があり、

・昆布や緑茶に含まれる「グルタミン酸」
・かつお節、煮干しや帆立の貝柱に含まれる「イノシン酸
・干ししいたけに含まれる「グアニル酸

これらは三大うま味成分と呼ばれ、組み合わさることで旨味の効果が何倍にも大きくなり素材の持ち味を一層引き出すのです。
 

だしが体にもたらす5つの効果

だしの効果を知って活用しよう

1.過食を抑えて肥満を防止

料理を食べた時に舌がうま味に反応して脳においしさを正しく伝達させることで満腹中枢に働きかけ食べ過ぎを防止します。

他にもだしの効果によりストレス軽減して心の満足感を得られるために同様に過食を防ぐことに繋がります。
 

2.消化を促す

うま味成分が胃に入ると脳に伝達されて消化酵素の分泌を促進します。
食べ物をきちんと消化して栄養素に分解するために胃の負荷を軽減してくれます。
 

3.減塩効果

舌がうま味成分を感じると醤油や塩などが少量でも味覚が満足します。
平均で約20%の減塩効果が実証されているほどです。
 

4.血圧上昇、脂肪吸収を抑える

だしのうま味成分が腸に届くと脳に伝達されて血液循環が促進されて急な血圧上昇が抑えられることがわかっています。
また血液循環の作用により冷え性や肩こりの改善効果も期待されています。

昆布のだし汁では過剰な脂肪の吸収抑制、内臓脂肪の蓄積が抑えられるという報告もありダイエットの効果が見込めると言われています。
 

5.うま味で味覚を正しくする

ファストフードや食の欧米化が進んだことにより味覚が濃い味や強い塩味の食事を私たちは好んで食べています。

薄味だと物足りなさを感じてソースやケッチャプを使用して自ら食事のカロリーを増やしていってしまっていますが、だしを活用することで塩気が無くても食事をおいしく食べることが出来るようになり味覚が正されていきます。
 

水出しだしを活用する

簡単な水出しでだしを活用しよう

一般的な水出しだしは「昆布・かつお節・煮干し」を使用します。
一種類だけでも、組み合わせても作れるので好みや用途で使い分けると良いでしょう。
 

【作り方】
・分量は水1000mlに対してだしの材料20gが目安
・水は軟水のミネラルウォーターを使用
・ピッチャーなどに入れて冷蔵庫で半日以上置いておく


これで完成です!
昆布を水から煮だしたり、沸騰させてからかつお節を入れなくても出来てしまうのです。
 

【保存の目安】
・夏場は冷蔵庫で約2日
・冬場も長くても1週間程度
・冷凍保存であれば2週間程度使用可能

水出しは時間をかけてゆっくりとうま味成分を抽出するので雑味がとても少なくて上品な味わいになります。

煮だした場合よりもあっさりに感じることが多いので、好みでだしの材料の分量を増やしましょう。

水出しの場合は煮干しの頭とはらわたを取らなくても気にならないほどに雑味が少ないので手間が省けてとてもおすすめです。

使い方は少しの塩だけ入れて飲むだけでも当然だしの効果はありますし、和食に限らず洋食であってもポトフやリゾットなど煮込み料理にも合うので汎用性がききますよ!

【参考品】 

岩崎工業 縦横スライドピッチャー 2.2L

全家協 お茶パック ホワイト

まとめ

うま味の相乗効果を期待

今回はだしのすすめとしてダイエット、健康の視点から確認してきました。

早速始めてみようと思われた人もいるのではないでしょうか。

私たち日本人はだしにもだしのうま味にも乳児の頃から親しんでいると言われていて、母乳に含まれるグルタミン酸は私たちの体を構成する必要な栄養素として遺伝子に刻まれてきているのです。

体に必要な栄養素でもあるだしのうま味成分を味噌汁、煮物など和食を中心に生かしていけるようにしていきたいですね♪

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