食事時間を見直す ~決まった時間に食べると太りにくい体の仕組み~
みなさんは一回一回の食事にどれぐらい時間をかけているかを考えたことはありますか?
朝食10分、昼食20分、夕食30分…
改めて考えてみると自分がご飯を食べるのにどれだけの時間を費やしているのかがわからない人もいるのではないでしょうか。
切っても切れない食事
一日で考えた時には食事をしている時間は短く、きっと多く見積もっても一日2時間程度ではないでしょうか。
しかも忙しい現代人は食事をすき間時間で取るようなことも珍しくないですね。
当たり前に食事をするのに一生食べることとは縁を切ることは出来ません。
だからこそ早食いが習慣化してしまうと
あまり噛まずに食べることで胃に負担をかけてしまったり、
気がついたら食べ過ぎていて体重が増えてしまっていたり…
想像するだけで怖くなってしまいますよね。
年末年始はイベントやお誘いが多くなり暴飲暴食になりやすい時期です。
この機会に食べ過ぎにならないポイントを確認して意識をしてみましょう!
食事と脳の関係
食事で体内にエネルギーが補給されると血糖値が上昇し、血液中のブドウ糖の濃度が上がります。
この情報はすぐに満腹中枢に伝えられ、満腹中枢からは「エネルギーの摂取は十分だ!」という情報が体に伝達され、私たちは満腹感を覚えることになります。
血糖値の上昇は食事を始めてから20分程度かかるので、この20分の間に必要以上に食べてしまうと、満腹中枢から満腹感の信号が出される前に多量のエネルギーを摂ることになってしまいます。
早食いの人が太りやすい原因と考えられることから、ダイエットをしている人はなるべくゆっくり食事をする方がいいですね!
食生活を見直す機会になる
私自身も振り返れば昔はすき間時間でご飯を食べていました。
朝食の時間は睡眠に充てて、お昼に菓子パン1個を急いで食べて、小腹が空いたらお菓子、夕飯は適当に食べて、一日の食事時間は全部で30分…
健康的とは程遠いですし、何を食べたのかを覚えていないこともしばしばありました苦笑
実践してみよう!
実際に私自身は20分かけて食事をすることを意識したら
「おにぎり1個では足りないからお味噌汁も欲しいな」
「パン1個だけでは足りないからサラダも食べよう」
「しっかり食べたからお菓子は控えよう」
と自然と食事をする時の行動が変わりました。
このように食生活を見直すきっかけを作ることにも繋がると思いますよ!
まとめ
〇時間をかけて食事をするとよい理由
脳が満腹感を得て体に満腹であるという情報を出すため
〇効果
1.過剰なエネルギー摂取を抑えられる
2.消化吸収による体への負担を減らすことが出来る
3.食後のデザートといった間食を止められる
4.食生活を見直すことが出来る
ダイエットをするとどうしても食事がストレスになりがちです。
我慢によるストレスを感じて反動で食べてしまわないように、毎回の食事に意識を向けて食べることで健康的な生活を目指していきましょう♪