【レビュー】繊細さんは頑張り過ぎている~立ち止まりたくなった時に自分と向き合うためのヒントをくれる~

繊細さんという言葉をよく聞くようになりましたね。

環境や周りの状況の変化だけではなく、隣りの人の機嫌が悪いことに敏感であるなど小さな変化を感じ取ることが得意であるために心が疲れやすい人がいます。

そんな繊細な人が自分らしく生きるためのアドバイスをくれる武田友紀さんの著書『繊細さんが「自分のまま」で生きる本』を話題であったこともあり読んでみました。

 

 

感想として繊細さんとは何かを知る初心者本だと思いました。

繊細さんだけではなく、私のように35歳を過ぎて結婚していない・彼氏もいない・一生この仕事をしていくのは難しいなと思う「生き方」「働き方」「人間関係」と向き合わなければならない人生の節目を迎えている人にヒントをくれる本だとも感じました。

この本を読んでから『「繊細さん」の本』でテクニックを学ぶ、『「繊細さん」の知恵袋』で繊細さんが実際に行っている具体的な対処法を知るという方法もおすすめだと思いました。

今回は『繊細さんが「自分のまま」で生きる本』から繊細過ぎて疲れる、繊細すぎて生きづらいから自分らしさを見つける方法についての感想をお伝えしていきます。

 

 

 

【本日のポイント】
真面目で完璧主義だと気づこう!
行き詰まるのは無理をしているから
~すべき、~した方がいい、~してはいけないは生きづらくなる

周りとの比較を少しずつやめていく!
周りの目を気にし過ぎない
気づいてほしいではなく自分の心と向き合う

自分の感性を大切にしよう!
「なんだかいいな」「こうしたいな」の感覚は自分を大切にする
自分を再確認すると自信に繋がる

 

真面目で完璧主義だと気づこう!

繊細さんは真面目な人や完璧主義な人が多いです。

ルールを守らなかったり、自分勝手な人を見たりすると自分がハラハラしていませんか?

そんな人は~すべき、~した方がいい、~してはいけないと無意識に決めてしまっていて自分自身を生きづらくしてしまっています。

無意識だからこそ、真面目な考え方をする自分や完璧主義な自分に気づかず繊細すぎる自分を嫌いになってしまうのです。

人生や生き方に行き詰まるのもどこかで自分ルールを守るために無理をしていたのに、思っていた結果と違うというズレを感じて焦ってしまうという悪循環になりかねません。

まずは自分自身と向き合う時期だと気づき、「とりあえず」「なんとかなるさ」と肩の力を抜く意識を持つことが自分のままに生きる第一歩になるのだなと読んでいて感じました。

 

周りとの比較を少しずつやめていく!

「将来のため」「役に立つ」であったり、「自分がやらなくちゃ」「うまくいくためにはこうしておこう」と思ったりして頭で考えた「生き抜くための自分」をやめることが自分らしく生きるためには必要だ”と書かれています。

生き抜くために周りの目を気にして頑張っていたとしても実際には自分が思っているほど周りは気にしていません。

私自身、周りの評価を気にしてひたすらに気を張って仕事をしていましたが評価される時は評価されるし評価されない時は現状維持ということに気づきました。

だからこそ、周りに無理をしていることに気づいてほしいと思うのではなく、自分の心と向き合って「何がイヤなのか」「どうしたいのか」に素直になるとしんどい思いが減っていきます。

そして小さなことからでも自分のやりたいことをやると、自分なりの幸せを大切にして過ごすことが出来るようになっていけると思いました。

 

自分の感性を大切にしよう!

自分なりの幸せを求めるには自分が変わらなければなりません。

自分らしさを求めて今の殻を破ろうとすると周りが邪魔をしてきたり、今までの自分とは違う感情が出てきたり、人間関係が変わってしまうなど戸惑いや不安が大きくなると思います。

しかし自分の感性を信じて変わろうとすることで必要なものがわかり、不要なものを捨てることに繋がります。

「今の仕事を続けるのか、転職をするのか」「自分の時間を優先するのか、結婚をするのか」といった自分らしさを持ちながらどのように社会と関わっていくかを決める時期が来ます。

 

自分を再確認すると自信に繋がる

繊細さんも人生に行き詰まっている人も社会の中で本来の自分のままで生きていく状態へ踏み出すには怖さが出てきます。

今までの生き方は辛かったとしても今の生活を奪われる恐怖を感じることはなく、生きていけなくなることもありません。

しかし新しい生き方は未知の世界を進んでいくわけですから、今までのような生活が出来なくなるかもしれないと躊躇をするのは当たり前です。

その中で自分が「いいなと思うこと」「イヤだなと思うこと」を自分の中で再確認できていれば周りに流されたり、すぐに諦めてしまったりすることなく少しずつ自信をもって進むことが出来るようになると思いました。

 

まとめ

私自身まだまだこの先の生き方を模索中なので頭では理解をしながらも少しずつしか行動に移せていません。

しかし世間体を気にするといったプライドばかりで無理をしていて心と体がちぐはぐになってしまう前にこの本に出会えてよかったと思っています。

 

【本日のポイント】
真面目で完璧主義だと気づこう!
行き詰まるのは無理をしているから
~すべき、~した方がいい、~してはいけないは生きづらくなる

周りとの比較を少しずつやめていく!
周りの目を気にし過ぎない
気づいてほしいではなく自分の心と向き合う

自分の感性を大切にしよう!
「なんだかいいな」「こうしたいな」の感覚は自分を大切にする
自分を再確認すると自信に繋がる

 

自分を卑下したり否定したりしなくていい、自分自身を頑張ったね!と認めてあげようと思わせてくれるやさしい書き方がいいなと感じました。

少し疲れた時や立ち止まりたい時に読み返したい本だと思いましたので、気になった人は気軽な気持ちで読んでみてはいかがでしょうか。

 

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