水が体にいい4つの理由 ~体質改善にも繋がる~

体の約55%~60%は水分で出来ていると言われています。
さらに掘り下げて脳・筋肉・肝臓などの臓器や体内組織にいたっては80%が水分で出来ています。
体の大部分を占めている水分は体の調子を整える大事な役割をしています。
体へのメリットを取り入れて体質改善を目指してみませんか?
今日から始められる簡単な体質改善を確認していきましょう。
目次
必要な水分量

女性に必要な最低水分量は1200ml~1500mlと言われています。
上記は1日に尿として排出される量とほぼ同量ですので、1日に必要な目安量は個人によって異なりますのでこちらを参考にしてください。
【目安量】
35ml×体重(kg)=1日に必要な水分量(ml)
水が体にもたらすメリット

体にもたらすメリットが大きく4つあります。
効果を確認して体質改善へ繋げていくようにしましょう。
疲労回復
体内の水分不足は血液の濃度が上がり、血流が悪くなる原因になります。
血流が悪くなると酸素、栄養や新しい水分を体中に運ぶスピードが落ちてしまい、体が疲れやすくなったり疲れが取れにくくなります。
水分をしっかりと取ることで体が必要とする量の酸素や栄養を供給することが出来るので、疲労回復効果が見込まれます。
生活習慣病予防
水分を取ることで動脈硬化や心筋梗塞、痛風などの病気予防に繋がります。
水分が不足して濃度が上がってしまった血液は血管内で詰まりやすくなり、尿酸の濃度も挙げるなど毒素を体内に溜め込む原因になります。
水分を取って血液濃度が高くならないように意識をすると病気を防ぐことにも繋がります。
デトックス効果
しっかりと水分を取ると老廃物を体外に排出するデトックス効果が高まります。
血液の場合は細胞から出た老廃物を運んで尿として排出をします。
腸では便が溜まり過ぎると毒素を出してしまい体に不調をもたらしますが、水分は便を柔らかくして排出しやすくするために便秘の解消に繋がるのです。
むくみ改善
むくみは体内の血液やリンパ液が水分不足などによって循環しないことで起こります。
特に脚は重力や座り姿勢によって循環しにくい状態になりやすいので、水を取ることだけではなく足を動かすことで循環を促してあげると良いでしょう。
水分を取る時の注意点

ただ水を飲むだけでは効果を発揮することは出来ません。
体のためにも飲み方を知って実践していきましょう。
1回に飲む量は200ml~250mlまで
1回に飲む量は200ml~250mlを目安にしましょう。
これは1回で体が吸収出来る水分量と言われています。
1回で飲む量が多過ぎるとそのまま尿として体外へ排出されてしまうのでトイレに行く回数ばかりが増えてしまいます。
常温の水を飲む
冷たい水は内臓を冷やしてしまい代謝を悪くするなど体へ負担をかけてしまいます。
白湯は効果が高いのですが、一度沸かした湯を冷ます時間が必要です。
常温の水であれば体の負担が少なく簡単でおすすめです。
体が水分不足になるタイミングに飲む
朝起きた時、運動した時、寝る前は汗をかいて水分不足になりやすいタイミングです。
気温が上がってくると通勤時でも汗をかくようになるので水分補給を意識しましょう。
まとめ

今回は水が体にいい理由を見てきました。
本日のポイントを確認していきます。
【水を飲んで体質改善】
・必要な水分量
35ml×体重(kg)=1日に必要な水分量(ml)
・水が体にもたらすメリット
1.疲労回復
体に必要な酸素や栄養を届けるので疲労回復効果が見込める
2.生活習慣病予防
血管の詰まりや毒素の排出を促すので病気予防になる
3.デトックス効果
体に溜まった老廃物を排出する働きをする
4.むくみ改善
体内循環を促してむくみになりにくくする
・水分を取る時の注意点
1.1回に飲む量は200ml~250mlまで
2.常温の水を飲む
3.体が水分不足になるタイミングに飲む
注意点としてはコーヒー、紅茶、お茶類などはカフェインによる利尿作用で水分を体外に排出しやすくなると言われています。
出来るだけ水を飲むように心がけるようにしてください。
食生活や生活習慣を改善することが難しいと感じている人も多いと思うので、体のことを労わってまずは水を積極的に飲むことから始めてみてはいかがでしょうか♪