花粉症を食べ物で対策 ~薬に頼らず将来の体質改善も目指そう~

花粉症の時期が近づいてきましたが、みなさんは対策をしていますでしょうか。

花粉症を発症する前から治療をしたり、薬を飲み始めたりする人やマスクで花粉を体内に取り込まないように既に対策をしている人も多いことでしょう。

花粉症の対策はマスクや薬だけではなく、食べ物からも対策をすることが出来るのです。
普段の食生活に花粉症緩和に効果がある食べ物を取り入れて体質改善も目指していきましょう。
 

花粉症の原因

人が花粉症になるメカニズムは何からきているのでしょうか。
その原因は花粉に対する「抗原抗体反応」によるものなのです。

その仕組みは体内に花粉(アレルゲン)が入ってきた際に花粉を細菌やウィルスと判断して排除をしようとする際の過剰な「免疫反応」のことで、鼻水、鼻づまり、くしゃみなどの症状によって体外に花粉を出そうとするのです。

免疫機能は本来「細菌」、「ウィルス」や「埃」など私たちの体に入ってくる病原菌から体を守る機能です。

普段は免疫機能によって私たちの体を健康に保つ役割を持っていますが、花粉や食べ物などの無害なものに対して反応してしまうことがあり、これがアレルギーと呼ばれ「花粉症の原因」になっているのです。
 

花粉症の人がアレルギー反応を持つ食べ物

花粉症を持つ人は食べ物のアレルギー反応を起こしやすい

花粉症を持つ人は食べ物に対してもアレルギー反応を起こしやすい傾向があります。

例えばこちらのようにスギ花粉に反応する人はトマトアレルギーを持っていることが多いというように、花粉の系統と食べ物の系統が近いほどに食べ物のアレルギーを起こす可能性が高くなるのです。

トマトなどアレルギー反応を起こしやすい食べ物を食べた後にこのような症状が出た場合は食べ物のアレルギーである可能性があります。

特に花粉症を発症する時期には体がアレルギー反応を一層起こしやすくなるので体調の変化には注意してください。
 

【アレルギー症状による反応】
・唇が腫れる
・口元が赤くなって荒れる
・口元、口の中が痒くなる
・のどがイガイガする など

  

系統が近い花粉と食べ物

シラカバ…りんご、桃、さくらんぼ、なし、いちご、梅、キウイ
スギ、ヒノキ…トマト
ブタクサ…メロン、スイカ、きゅうり、バナナ
ヨモギ…りんご、キウイ


私の知人でスギ花粉のアレルギーを持つ人がりんごやいちごのアレルギーを持っているので、前提として花粉症を持つ人は食べ物のアレルギー反応を起こしやすい体質であるということです。
 

食べ物からの花粉症対策

発酵食品

納豆は万能食品

ヨーグルト、納豆、味噌などの発酵食品には善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌などが豊富に含まれています。

善玉菌は腸内の悪玉菌を減らして体に有害な不純物などを排出するサポートしてくれる働きを持っています。

腸内環境を改善することは体の機能を正常に保ち、アレルギーに対する免疫力を高めてアレルギー症状の緩和への対策に繋がるのです。

毎日続けることが出来るように味噌汁など手軽に取る工夫をしていきましょう。

女性に嬉しい美肌効果も期待出来ます。
 

ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE

花粉症を始めとしたアレルギー症状の対策としては、体内の免疫力を上げることにより症状を改善することが大切です。

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEは免疫力低下の原因となる物質「活性酸素」を除去する抗酸化作用があります。

他にもビタミンC、ビタミンEというストレス対策が期待出来るビタミン類が含まれています。
ストレスも免疫力低下を招く要因となるために花粉症対策としては有効なのです。

ビタミンAは粘膜を正常な状態に保つ作用があるために花粉が接触する鼻の粘膜を保護して症状をやわらげる効果が期待出来ます。

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEは単体で摂取するよりも一緒に摂取をすると相乗効果でさらに高い抗酸化作用を発揮するため、花粉症対策には合わせて摂るのがおすすめです。

ビタミン類を効率よく吸収出来るようにビタミンCはサラダのように生のままで食べるまたは短時間の加熱調理で、ビタミンAとビタミンEは油との相性がいいので炒めものなどの加熱調理で食べることがおすすめです。
 

ビタミンAが多い食べ物

にんじん、カボチャ、ブロッコリー、パプリカ、ほうれん草などの緑黄色野菜
さつまいも
ドライアプリコット
ピンクグレープフルーツ
メロン
ピスタチオ など

 
ただし妊娠中の人はビタミンAの取り過ぎはお腹の中の赤ちゃんに先天性異常が発生する可能性があるので、サプリメントやビタミンAが非常に豊富なレバー、ウナギからのビタミンA補給は控えましょう。

そのために今回は野菜中心でお伝えしております。
野菜から取るビタミンAは過剰になることはないので花粉症対策に取り入れても問題ありません。

ビタミンCが多い食べ物

パプリカ
ブロッコリー
カリフラワー
ピーマン
水菜
モロヘイヤ
みかんやレモンなどの柑橘類
ザクロ
いちご など

 

ビタミンEが多い食べ物

枝豆
にんじん、カボチャ、ブロッコリー、パプリカ、ほうれん草などの緑黄色野菜
なす
ほうれん草
モロヘイヤ
ニラ
豆苗

緑茶

カテキンの抗菌効果が有効

殺菌効果もあるといわれる緑茶に含まれる「カテキン」が抗アレルギーとして花粉症対策に役立ちます。

またウーロン茶や甜茶(てんちゃ)などにも抗酸化物質が多く、お茶はアレルギーの原因になるヒスタミンの分泌を抑えると言われているために花粉が飛び始める前から飲み続けるとアレルギー症状の緩和を見込めます。
  

青魚

花粉症の原因の一つは「ヒスタミン」というアレルギー物質です。

花粉症などのアレルギー症状を緩和させる対策としてはヒスタミンの働きを抑えることが重要です。

イワシやサバ、サンマなどの青魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタイン酸)はヒスタミンの働きを抑える作用があります。

他にも血液中のコレステロール値や中性脂肪値を下げ、動脈硬化や心臓病などの生活習慣病の予防に効果があるとされています。
 

はちみつ

ハチミツは高い抗菌作用を持っているために怪我や病気からの回復を早める自然治療薬とも言われ、花粉症対策に有効です。

はちみつに含まれる花粉は、花粉が飛び始める前に毎日はちみつを一定量摂ることで花粉アレルギーの予防にも効果があります。

実際に私の知人ではティースプーン1杯のはちみつを1年間摂り続けたことでその年は花粉症を発症しなかったという人がいました。
現在も続けていて花粉症を発症していないとのことですから、個人差は当然ながらあるものの体質改善の効果があるということがわかりました。

水あめ等が混ざっていない純正のはちみつであり、自分の住む地域に近い生産地やアレルギー反応を起こす花粉と系統が近い花のはちみつですと一層花粉症対策には効果があるとのことです。

しかしながら重度の花粉アレルギーの人が摂ると花粉症の症状を引き起こす可能性があるので、注意してはちみつを摂取してください。

他にも人間の体のバランスを強化回復する効果もあり、ホルモン機能を整えるので授乳中のお母さんの母乳の分泌を促すといった女性に嬉しい効果も期待出来ます。
 

ただし腸が十分発達しておらず腸内細菌の少ない1歳未満(12ヶ月未満)の乳児の体内ではボツリヌス菌が重い食中毒を引き起こす可能性があるので 、絶対に食べさせないようにしてください。


ボツリヌス菌は自然界に多く存在している菌なのではちみつに特有の菌ではありません。

大人はボツリヌス菌を体内で殺菌することが出来るので、お母さんがはちみつを食べたことで母乳を経由して赤ちゃんにボツリヌス菌が移ってしまうことはありません。
 

しかしお母さんがはちみつを食べた口やはちみつがついた手で赤ちゃんの口に触れてしまうとボツリヌス菌を移してしまう可能性が非常に高くなってしまいますので、十分に注意をしましょう!

 

花粉症の時期に避けた方がいい食べ物

刺激物

香辛料をたくさん使った辛いものは腸や粘膜への刺激になって症状を悪化させてしまう可能性があります

花粉症の時期はカレーライス、キムチなどの辛いものは我慢することがおすすめです。
 

高脂肪食

花粉アレルギーを和らげるためには、腸内に大腸菌など体に対して有害な物質を作る腸内細菌である悪玉菌を増やす原因となる動物性脂肪類を控えた方が良いでしょう。

バラ肉や霜降り肉などに含まれる動物性脂肪分の取り過ぎによって、消化しきれなかった脂肪分が悪玉菌を増やすと言われています。

悪玉菌が腸内で増えると善玉菌が減って結果的に花粉アレルギーが悪化しやすくなりますが、たんぱく質も大切な栄養素ですのでバランスの良い食事をすることが花粉症などのアレルギーを悪化させない対策になります。
 

お酒とタバコ

どちらも花粉症を悪化させる原因になります

アルコール

アルコールが肝臓で分解される時に出るアセドアルデヒドがアレルギーを悪化させてしまう可能性があるからです。

アセドアルデヒドは頭痛や吐き気を引き起こす二日酔いの原因と考えられている物質です。

お酒を飲む人で花粉症の場合は花粉の季節はお酒を控えるようにすると症状が緩和されると言われています。
 

タバコ

タバコも花粉症などのアレルギー反応を悪化させる要因の一つです。
タバコの煙は鼻の粘膜を刺激するために鼻の症状を悪化させます。

花粉症の人は特に鼻の症状がひどい場合が多いので、鼻の粘膜を正常に保つように心がけると症状の緩和対策になるでしょう。
 

まとめ

今回は食べ物から花粉症の対策を見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

残念ながら特定の食べ物から花粉症が治る、劇的に改善されるという研究結果はまだ出ていません。

そのために花粉症が辛い時には症状緩和のために薬を使用すること、化学治療で完治を目指すことも大切なことだと思います。

しかし食べ物からの花粉症対策は特に妊娠中の女性に有効です。
妊娠中の女性は薬の使用も制限されていることや花粉症の薬は眠気などの副作用が強いので、使用を控える人は食べ物で対策をしてみてはいかがでしょうか。

また食べ物ではありませんが、最近では花粉症の対策としてしっかりと肌の保湿をすることも大切だと言われています。

肌に花粉が触れることでアレルギー反応が起こり、肌荒れや肌のざらつきが発生しやすくなります。

まずは肌と口元の乾燥を防ぐことから花粉症対策を始めて、食べ物からの体質改善も目指していきましょう♪

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