二日酔いにならないために知っておくべき飲み過ぎの境界線

おいしく楽しく飲むためには

すっかり年の瀬が迫ってきてみなさんも忙しい日々が続いているのではないでしょうか。


そんな忙しい中でも忘年会は一年の頑張りを労う機会として親しい人や会社の人との良い交流の場になりますね。


せっかくの飲み会で
飲み過ぎて二日酔い…
暴飲暴食で体重増加…
という後悔しないようにどうすればいいのかを学んでいきましょう。


今回はアルコールについての基礎知識と二日酔いのメカニズムをお伝えいたします。
 

2人に1人が知らないアルコールの真実

日本酒を一本飲んだら丸一日アルコールが抜けない

みなさんはいわゆる「アルコールが抜ける」というのはどのくらい時間がかかるものだと思いますか?


男性で体重が65kgの場合ですとお酒を2合飲むとアルコールが抜けるまでに6~7時間程度、3合飲むと9~10時間程度かかると言われています。


アルコールが抜けてから運転をするにもよく6時間とか8時間と聞きますが、平常通りに運転出来る状態になるまでには私たちが考えている以上に時間がかかってしまうということを示しています。


また女性はアルコールが抜けるまでに男性以上に時間がかかるために自分自身がどの程度飲めるのか、どの程度まで飲んでいいのかをきちんと把握しておく必要があります。


それではなぜ女性は男性よりもアルコールが抜けるまでに時間がかかるのかを確認しましょう。
 

日本人女性はお酒に弱い

適量飲むことが楽しく過ごすポイント

女性は男性よりも体が小さいために必然的に肝臓の大きさが小さくなりアルコール分解に時間がかかります。


また体脂肪が男性よりも多いために、体脂肪が多い分だけ体内の水分量が少ないといえます。


さらには女性ホルモンにはアルコール分解を抑える作用があるので、男性よりもアルコールが抜けるまでに時間がかかります。



他にも女性の社会進出により飲酒の機会が増えていることも相まってアルコール依存症になる女性が30年前と比べて倍以上に膨れ上がっています。


特に20代~30代でアルコール依存症になる人は摂食障害や薬物依存を併発しているケースもあるので注意が必要です。


元来日本人はアルコール分解の酵素が少ない民族であり、約45%の日本人はお酒を分解する過程で生まれる有害物質であるアセトアルデヒドが体に溜まりやすい体質をしています。


アセトアルデヒドが溜まることで翌日に頭痛や吐き気を引き起こす二日酔いになってしまうのです。
 

二日酔いの境界線

酩酊状態に入ったとき

お酒の成分である「アルコール」が原因で胃や肝臓などの消化器、脳、血管などに影響を及ぼし、麻酔作用によって脳をマヒさせて酔った状態を作り出します。


お酒を飲む量によって表れる行動や状態をまとめたので、自分が普段飲む量と比較してみてください。


普段飲まない人はお酒を飲むとどのような状態になるのかと学ぶことで、飲酒量をコントロールすることに繋がります。
 

軽い酩酊①
ビール1本(500ml)、日本酒1合(180ml)、ウィスキーダブル1杯(60ml)、焼酎0.6合(110ml)、ワイン1/4本(180ml)、缶酎ハイ1本(500ml)
・気分が高揚して陽気になる
・顔や体が赤くなる
・判断力が落ちてくる

軽い酩酊②
ビール2本(1000ml)、日本酒1合~2合(180ml~360ml)、ウィスキーダブル2杯~3杯(120ml~180ml)、焼酎0.6合~1合(110ml~180ml) 、ワイン1/2本(360ml)、缶酎ハイ2本(1000ml)
・酔いが回っていることを認識する
・体温が上がる
・脈が速くなる
・周りのことが気にならなくなる
・気が大きくなる

中程度の酩酊
ビール3本(1500ml)、日本酒3合(540ml)、ウィスキーダブル3~5杯(180ml~300ml) 、缶酎ハイ3本(1500ml)
・怒りっぽくなる
・ふらつき
・記憶がなくなり始める
・眠気を覚える

ここからもわかるように中程度の酩酊辺りから体に悪影響が出てきていることがわかります。


個人によって飲酒量による影響度合いは当然変わりますが、どの程度飲むと自分は二日酔いになるかの目安にはなるのではないでしょうか。


気の置けない仲間と一緒に飲むことは一層仲を深めることに繋がりますが、飲み会で自分が体調が悪くなったり周りに迷惑をかけてしまうとせっかくの楽しい会も興醒めしてしまいます。


周りに流されずに自分自身をコントロールすることが大切ですね!
 

まとめ

いかがでしたでしょうか。


お酒の基本情報から始めましたが改めて確認しましょう。
 

・女性は体質上、男性よりもアルコールに弱い
・日本人はアルコール分解能力が高くない
・アルコールによる麻酔作用により酔った状態になる
・ビール2本程度からが二日酔いになるボーダーラインになる

今回の内容から自分が楽しく美味しくお酒を飲める量を見極められるようにしましょう。


素敵な女性は飲み始めから飲み終わりまで「お酒の飲み方を見られている」という意識を忘れません。
一緒に素敵な女性の一歩を踏み出しましょう!


次回は二日酔いにならないようにする対策についてお伝えします♪

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1件の返信

  1. himawari より:

    この時期、お酒を飲む機会が増えるためこの記事を読んで、しっかりお酒について知り、お酒と付き合って行きたいと思いました^_^
    ありがとうござました!

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